不飽和脂肪酸とは!

馬油で注目されていることの1つに不飽和脂肪酸があります。不飽和脂肪酸は、馬油に多く含有しているといわれ、浸透力た高い特徴があります。馬油の浸透力の高さは、この不飽和脂肪酸が関係しているわけです。そして育毛において、この不飽和脂肪酸を効率よく摂取することが薄毛予防に効果があるといわれています。

一般的に不飽和脂肪酸が不足すると、皮膚障害を招くといわれ、これが頭皮になると抜け毛や薄毛といった症状として現れるそうです。そのため不飽和脂肪酸を効率よく摂取できる馬油が注目されているわけです。

一般的に『油』というのは、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸で構成されています。人間の皮脂も同様です。よく馬油は、人間の皮膚と相性が良いといわれますが、これは馬油の飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のバランスが皮脂に似ているためとされています。違和感無く肌に馴染む理由が、このあたりにあるようです。なお、飽和脂肪酸というのはコレステロールや高血圧の原因とされることがあり、どちらかというと悪玉菌といったイメージがあります。対して不飽和脂肪酸は、人間に欠かすことのできない必須脂肪酸とされ、血液サラサラ効果などの働きもあるそうです。要は、不飽和脂肪酸は善玉の脂肪なわけですね!

また、本来は動物性の油脂(例えば牛や豚など)は、不飽和脂肪酸が少ないらしいのですが、なぜか馬油は不飽和脂肪酸を多く含有しています。普通、不飽和脂肪酸は植物や青魚などに含まれているそうです。

最後に不飽和脂肪酸を効率よく摂取できるのは馬油しか無いのかというと、それも少し違うようです。調べてみるとモロッコのアルガンオイルなどにも不飽和脂肪酸が多く含まれています。そのためアルガンオイルを配合した育毛シャンプーもあり、かなり注目されている成分のようです!